2007年01月24日
起業家座談会大盛況!!
本日は草津SOHOベンチャー研究会主催の起業家座談会が開催されました
。

前半は基調講演ということで「成功者に学ぶ起業ノウハウ」と題し、びわ湖放送報道制作局
アナウンサーの牧田もりかつ氏に講演いただきました。
ご自身の体験談から、滋賀県内の企業を報道されている中で、特に湖南地域に絞り、起業
家として成功した3社の要因を分析頂きました。
1社目はハズイ食品店。言わずと知れた草津と水口に3店舗を展開し、「安くて新鮮」が信条
の超人気スーパーである。当時の創業者である筈井氏は、魚の行商からスタートし、当時は
車を買うお金も無く、京都の市場まで始発の電車で通われたそうです。草津を自転車で魚を
売りさばき、在庫が残りそうになると、お客さんにおまけで切り分けしていたそうです。それが
主婦層に口コミで広まり、出刃包丁が使いにくいという要望にも親身に対応していたことから
さらに主婦層ファンが増大。店を出した頃には当時のお客さんがみんな買いに来たそうです。
今でも対面販売をモットーにされているのも、創業者の精神が受け継がれている証拠でしょう。
2社目は翼グループ ぶうらんじぇ。100円均一のパン屋さんとしてあまりにも有名。現在は
関西を中心に20店舗。「なおきのパン工房」という名前は京都のフランス割烹「レストラン祇
園 おくむら」オーナーシェフプロデュースで話題となり、140品以上の品揃えで100円均一
とリーズナブルで空前の大ヒット商品となる。中には原価割れの商品もあるんじゃないかとい
うものも含め、「誰もやっていないことを挑戦する」という精神が成功した秘訣であろう。
3社目はテクナート。駅や銀行のATMなどの液晶表示システム製造開発を行う。左記のシェ
アは50%以上は確保。当初は良い商品を開発しても会社の知名度が無いために販路開拓
に非常に苦労されたそうです。そこで、1本の電話が運命を変えたと言われています。それは
日立に電話をされたときのこと。たまたま電話を取った担当者が滋賀県出身ということで話が
盛り上がり、上層部との面談に成功。それから日立との取引が決まり、他社にも信用がつき
販路が拡大したというサクセスストーリーです。
この3社に共通しているのは①ポジティブ②信じる③運を引き寄せたということだと最後に牧田
氏が締めくくられました。

後半はパネルディスカッションが行われました。「語ろう、滋賀での起業・創業・夢実現」と題し、
牧田氏が司会進行のもと、起業家4名、行政・支援機関2名により意見を出し合いました。
「滋賀県で起業をするメリット・デメリット」という話題では、デメリットとして「市場の大きさや、
決裁権等は全て都市圏に集中していることからロスが大きい」という意見もあり、逆にメリット
としては、「産官学の連携がとりやすい」という意見もありました。
ベンチャー企業ならではの苦しみは?という話題では、「お金が無い。人材育成や雇用に
苦労した。融資が受けにくい」などの意見が大半を占めました。やはり、起業家に対する支援
策は徐々に充実しているものの、すぐには反映しないというのが現状ということでしょうか。

セミナー終了後、交流会が行われました。本日は立命館大学生が3名、龍谷大学生が2名と
学生さんの中にも起業に関心が強いんだなという印象を受けました。また、女性の方も頭の
中でアイデアはあって起業に興味を持っているものの、具体化していないという方も来られ、
滋賀県もまだまだ起業家予備軍がたくさんいるのではないかと感じました
。


前半は基調講演ということで「成功者に学ぶ起業ノウハウ」と題し、びわ湖放送報道制作局
アナウンサーの牧田もりかつ氏に講演いただきました。
ご自身の体験談から、滋賀県内の企業を報道されている中で、特に湖南地域に絞り、起業
家として成功した3社の要因を分析頂きました。
1社目はハズイ食品店。言わずと知れた草津と水口に3店舗を展開し、「安くて新鮮」が信条
の超人気スーパーである。当時の創業者である筈井氏は、魚の行商からスタートし、当時は
車を買うお金も無く、京都の市場まで始発の電車で通われたそうです。草津を自転車で魚を
売りさばき、在庫が残りそうになると、お客さんにおまけで切り分けしていたそうです。それが
主婦層に口コミで広まり、出刃包丁が使いにくいという要望にも親身に対応していたことから
さらに主婦層ファンが増大。店を出した頃には当時のお客さんがみんな買いに来たそうです。
今でも対面販売をモットーにされているのも、創業者の精神が受け継がれている証拠でしょう。
2社目は翼グループ ぶうらんじぇ。100円均一のパン屋さんとしてあまりにも有名。現在は
関西を中心に20店舗。「なおきのパン工房」という名前は京都のフランス割烹「レストラン祇
園 おくむら」オーナーシェフプロデュースで話題となり、140品以上の品揃えで100円均一
とリーズナブルで空前の大ヒット商品となる。中には原価割れの商品もあるんじゃないかとい
うものも含め、「誰もやっていないことを挑戦する」という精神が成功した秘訣であろう。
3社目はテクナート。駅や銀行のATMなどの液晶表示システム製造開発を行う。左記のシェ
アは50%以上は確保。当初は良い商品を開発しても会社の知名度が無いために販路開拓
に非常に苦労されたそうです。そこで、1本の電話が運命を変えたと言われています。それは
日立に電話をされたときのこと。たまたま電話を取った担当者が滋賀県出身ということで話が
盛り上がり、上層部との面談に成功。それから日立との取引が決まり、他社にも信用がつき
販路が拡大したというサクセスストーリーです。
この3社に共通しているのは①ポジティブ②信じる③運を引き寄せたということだと最後に牧田
氏が締めくくられました。

後半はパネルディスカッションが行われました。「語ろう、滋賀での起業・創業・夢実現」と題し、
牧田氏が司会進行のもと、起業家4名、行政・支援機関2名により意見を出し合いました。
「滋賀県で起業をするメリット・デメリット」という話題では、デメリットとして「市場の大きさや、
決裁権等は全て都市圏に集中していることからロスが大きい」という意見もあり、逆にメリット
としては、「産官学の連携がとりやすい」という意見もありました。
ベンチャー企業ならではの苦しみは?という話題では、「お金が無い。人材育成や雇用に
苦労した。融資が受けにくい」などの意見が大半を占めました。やはり、起業家に対する支援
策は徐々に充実しているものの、すぐには反映しないというのが現状ということでしょうか。


セミナー終了後、交流会が行われました。本日は立命館大学生が3名、龍谷大学生が2名と
学生さんの中にも起業に関心が強いんだなという印象を受けました。また、女性の方も頭の
中でアイデアはあって起業に興味を持っているものの、具体化していないという方も来られ、
滋賀県もまだまだ起業家予備軍がたくさんいるのではないかと感じました

Posted by ビジネスカフェあきんどひろば at
19:18
│Comments(2)
2007年01月24日
満員御礼!!産学連携交流フォーラム!!
満員御礼!!

産学連携交流フォーラムへ
たくさんのご来場ありがとうございました。
産学連携フォーラムは、「琵琶湖南部エリア大学発新産業創出推進協議会」の主催で開催いたしました。
この協議会は、滋賀県の南部エリアの大学を中心とした産学連携をきっかけとした、産業振興への取り組みをすすめています。
滋賀医科大学・龍谷大学・立命館大学の産学連携のとりくみについて、それぞれの産学連携窓口、いわゆるリエゾン担当の方からそれぞれの取り組みをご説明いただきました。

意外と知られていないと思ったのが、滋賀医大の産学連携…(すみません)
なんか医療分野をイメージし、医療機器とか創薬分野だけかと思えば、
教授の中には一般教養などの先生もおられるので、
その他の分野でも相談に乗っておられるとか…ふむふむ納得。
医大にも企業向けのバイオメディカル イノベーションセンターをオープンしておられるのです。

龍谷大学では、浄土真宗の「建学の精神」をもっとうに産学連携も「教育・研究を普及」という視点で取り組んでおられます。
やっぱり歴史ある大学だからなぁ

相談がある場合はRECに問い合わせをし、事前に内容を相談。企業と教員とのマッチングを行っていただけます。いわゆる橋渡しを充分におこなっていたけます。
こう言ってもらえると安心ですよね。

立命館大学からは、「技術相談への成果を10倍高める為の15か条」と題して、いかに教授陣との面談をするのかなど、相談の心構えについて「三方よし」になぞらえての話。
中小企業の方が「大企業より決断が早い、熱意がある」など教授も気づいている。
機密保持についてもその都度教授に確認をとる。など、どの大学と相談するにしても、基本は同じですよ。
と再度認識しました。

その後総合商社からみた「売れるモノづくり」として伊藤忠商事株式会社の浦さんからご講演を賜りました。
意外と海外で成功している中小企業もありますが、それ以上に失敗している中小企業もあるのです。いろいろなところで、企業と支援機関が連携している事を例にあげて説明いただきました。

また、昨年秋にオープンした栗東の独立行政法人科学技術振興機構、JSTサテライト滋賀の取り組み、来年度の文部科学省の委託研究の支援メニューなどをご紹介いただきました。
あきんどひろばのフォーラム・セミナーとしてはちょっと大掛かりにしたイベントで集客を心配していたのですが…
いつものカフェスペースまで進出したイベントでしたが、用意した椅子が足りないくらい。
)
当日飛び込みのお客さんおられて、主催者側としてもにっこり(^^)野洲や遠くは長浜からもお越しいただきました。
交流会では、中小企業の方々が伊藤忠商事の浦さんと名刺交換をされていましたよ。
こんな機会
なお、京都新聞社さんに取り上げていただきました。
記事はこちら
ブログジャック
産学連携交流フォーラムへ
たくさんのご来場ありがとうございました。

産学連携フォーラムは、「琵琶湖南部エリア大学発新産業創出推進協議会」の主催で開催いたしました。
この協議会は、滋賀県の南部エリアの大学を中心とした産学連携をきっかけとした、産業振興への取り組みをすすめています。
滋賀医科大学・龍谷大学・立命館大学の産学連携のとりくみについて、それぞれの産学連携窓口、いわゆるリエゾン担当の方からそれぞれの取り組みをご説明いただきました。
意外と知られていないと思ったのが、滋賀医大の産学連携…(すみません)
なんか医療分野をイメージし、医療機器とか創薬分野だけかと思えば、
教授の中には一般教養などの先生もおられるので、
その他の分野でも相談に乗っておられるとか…ふむふむ納得。

医大にも企業向けのバイオメディカル イノベーションセンターをオープンしておられるのです。
龍谷大学では、浄土真宗の「建学の精神」をもっとうに産学連携も「教育・研究を普及」という視点で取り組んでおられます。
やっぱり歴史ある大学だからなぁ

相談がある場合はRECに問い合わせをし、事前に内容を相談。企業と教員とのマッチングを行っていただけます。いわゆる橋渡しを充分におこなっていたけます。
こう言ってもらえると安心ですよね。

立命館大学からは、「技術相談への成果を10倍高める為の15か条」と題して、いかに教授陣との面談をするのかなど、相談の心構えについて「三方よし」になぞらえての話。
中小企業の方が「大企業より決断が早い、熱意がある」など教授も気づいている。
機密保持についてもその都度教授に確認をとる。など、どの大学と相談するにしても、基本は同じですよ。
と再度認識しました。
その後総合商社からみた「売れるモノづくり」として伊藤忠商事株式会社の浦さんからご講演を賜りました。
意外と海外で成功している中小企業もありますが、それ以上に失敗している中小企業もあるのです。いろいろなところで、企業と支援機関が連携している事を例にあげて説明いただきました。
また、昨年秋にオープンした栗東の独立行政法人科学技術振興機構、JSTサテライト滋賀の取り組み、来年度の文部科学省の委託研究の支援メニューなどをご紹介いただきました。
あきんどひろばのフォーラム・セミナーとしてはちょっと大掛かりにしたイベントで集客を心配していたのですが…
いつものカフェスペースまで進出したイベントでしたが、用意した椅子が足りないくらい。

当日飛び込みのお客さんおられて、主催者側としてもにっこり(^^)野洲や遠くは長浜からもお越しいただきました。
交流会では、中小企業の方々が伊藤忠商事の浦さんと名刺交換をされていましたよ。
こんな機会
なお、京都新聞社さんに取り上げていただきました。
記事はこちら
ブログジャック

Posted by ビジネスカフェあきんどひろば at
18:40
│Comments(0)
2007年01月24日
草津の街角で「人情結婚式」を行います

この度草津SOHOビジネスオフィス入居者有志が、草津駅前北中商店街協同組合様の
ご協力を頂き、様々な理由で「結婚式」を出来なかった方に、結婚式をプレゼントすること
を共同で企画しました

当日、あきんどひろばで挙式を行い、挙式後、商店街にてお披露目を兼ねて「お祝いの会」
を行う予定ですので、結婚されるお二人を温かく祝福して下さる一般の参加者大歓迎です。
(日時)平成19年1月29日(月) PM13:00~15:00
(場所) 挙式:あきんどひろば(エルティくさつの地下1階)
お祝いの会:草津駅前 北中商店街協同組合(草津市大路1丁目)
(主催)草津SOHOビジネスオフィス入居者有志
有限会社 嫁人 代表取締役 岡田美佳
スカディ 代表 谷垣吉美
アットプロデュース 代表 高橋秀之
LINKAGE THINK PRODUCTS 代表 横井公夫
(共催)北中商店街協同組合
(お問い合わせ先)有限会社嫁人 岡田美佳 TEL:077-516-0078
Posted by ビジネスカフェあきんどひろば at
09:54
│Comments(1)