2007年01月08日
チャレンジショップ回想

「一杯のうどんが教えるビジネスのセオリー」
昨年、12月26日、27日の両日「あきんどひろば」にてチャレンジショップを開催した

大津商業高校ベンチャー研究会の「うどん亭」「大津名産販売」、その他SOHO草津の
入居起業家のメンチカツ店、ウェディングフォトショップ他が出店、大いに盛り上がった。
その中で、とても印象に残る出来事があったのでレポートする。
まず、「うどん亭」を運営した高校生ベンチャーに賞賛を送りたい。その「お客様を満足
させるために何を改善すればよいのか、お客様に喜んでもらうためにはどのような仕掛け
をすればよいのか」と一所懸命に考え、実行した態度にです

チャレンジショップは、ビジネスを学ぶのが目的、という点では学園祭の出店とは異なり(失礼)

お客様の要求も厳しい。何故ならば、サービスの提供で代価を得る限り、プロフェッショナルで
あることに異論はない。
さて、初日は慣れない事もあり、多くのお客様を待ち時間や麺の湯がき方、温度などで満足させる
ことが出来ず、クレームや注文も多かったように思う。
2日目の27日はどうなるやらと思っていたが、見事なまでに改善された。改善されていた上に、お客
様を喜ばせる、ある仕掛けもなされていた。 味も美味しいし、麺も適度な歯ごたえがあった。
きっと業務終了後、どうすればお客様に認められる”うどん”になるのか、皆で考え、話し合ったに
違いない。 初日とは全く異なる”うどん”になっていたし、何よりも、お帰りになるお客様が「美味しか
った」と言われたことでも証明される。
たかが”うどん”と言うなかれ! 経営にとって、現場においての工夫と改善が最も大事であることを
大津商業高校のベンチャー研究会のメンバーが実証してくれた

Posted by ビジネスカフェあきんどひろば at
09:00
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